駄目社員はむの日記

USO800 certified.

うそくさい噂程、試してみたくなる。

アンテナに限ったことではないが、直感的にうさんくさいと感じられる物事は、自ら体験し、検証しなければならない。
実しやかなウソのなかには、意外な真実が含まれていることがあるからだ。


・・・というのは大げさだが、NVISヘンテナを作ってみることにした。
1/2波長x1/6波長の”通常のヘンテナ”をうつぶせ(あおむけ?)にする。ループを地面と平行に4-5m浮かせてみた。

なにしろ水平ヘンテナに比べると、NVISヘンテナはものすごく張りやすい。

うちのシャックの環境では、クランクアップタワーから複数のワイヤーがぶら下がっている。
そんなタワーに高さ20m以上、横幅7mのヘンテナループ(水平偏波)を設置しようもんなら、タワーのアップダウン中に引っかかり、アンテナ・タワー・配線等を破損するリスクが高くなる。


NVISだと、IV線とガイシによる長方形を地上で作り、脚立にあがって、四方のポール(or 木)からクレモナロープで引っ張るだけなのである。
そういう意味では、イージーにテストできるNVISタイプは大歓迎だ。
#勿論給電点にも、脚立に上がれば手が届く。

17時、日没コールド寸前。どうにか、形になった。

しかしディップ点は盛大にずれていた。

6.45MHzぐらいかなー。それにしても、SWRが結構急峻だな。


あとは給電点位置の補正が必要だ。
もう外は真っ暗なので、安全上作業するべきじゃない。今夜はもうタイムアップだ。