ああ、北大はやっぱりいいねぇ。初夏の陽気。
でももちろん、例年通り学内には融けきらない雪の塊がさらされたままになっている。
正門から中央ローン、そしてメインストリートを北上。
4月末の札幌には少々早い陽気と緑多く懐かしいキャンパスに、このところ疲弊し荒みきっていた僕のココロが幾分晴れる。
理学部の総合博物館に入る。
僕の中では、いまでも愛すべき理学部本館だ。懐かしい内部を少し歩いてみたり。
格調高い北海道初の鉄筋コンクリート建築。外部は赤レンガ。確か昭和4年か5年ぐらいに建てられているはず。帝国大学っすなー。
いいねぇ。大学の総合博物館としては、だいぶレベルが上がってきたと思う。無料としては大したもんだ。
理学部本館のアインシュタインドームを見上げると、サイエンティストを志した学部時代の青臭く気恥ずかしい記憶がよみがえる。
そう言えば、格調高さとボロさで随一だった理学部中央図書(N311室)は、どうやら移転・閉鎖されたようだ。僕の暗い青春のフィールドがorz
その後、メインストリートを旧教養まで抜けて、時館*1で曲がり、現地へ向かう。
*1:じかん;カレー屋です