結論から言うと、真新しさはないが、イイ。
- ☆Retinaの画面の精細さ。霧が晴れたようだ。i文庫HDで、見開き2ページにしたとき余裕で読めちゃうクッキリ感。動画も写真もWebも、文字も絵もキリッとしてて快適。僕はデジカメ画像をこれほど心地よく再現できるミニディスプレーを体験したことがない。動画では余り感じないが、PDFやテキスト・デジカメ画像を見るときに嬉しい。
- ◎速い。iPad2でも十分ぬるぬるかなと思ってけど一味違う。僕は3Dゲームはやらないからそっちはわからないけど、主用途の一つであるi文庫HDで、重たいPDFをさくさく開けぬるぬるページめくりできる快適さはスペックのお陰か。
- ○発熱しない。一日付けっぱなしで温度がほとんど上がらないのは、Gen3との違いだろう。
- ○iPad2からそのままソフト/ハード環境を移行できる。購入済のアプリ資産がそのまま使えるのは、アプリ代それなりに払ってきた人にはあり難いのは当然としても、「iPadに仕事データしこたま入れて頭脳の引き出しに使ってた人」にとっては、他に選択肢はなかろう。ケーブルを除くと、オプションもそのまま利用可能。
- △何かと話題のLightningケーブル。まあ特によいとも悪いとも思わないが、今サードパーティを使うのは不安が残る。当面は純正品を使っておくのがよかろうて。100円ショップでLightningケーブルが売られる日は来るのだろうか。
- △やっぱり重い。づしっと重いのはフルサイズiPad。
- △OSに真新しさがない(そりゃそうだ)。Siriも使わないっスね。
iPad2/iPad miniでも実用上致命的に困ることはないんだけど、iPad2→Gen4 iPadで多くの人がうれしさを体感できると思われる。僕はもう戻れません。16GB iPad mini/64GB Gen4 iPadで参ります。