駄目社員はむの日記

USO800 certified.

牛追いウィークらしい。

この辺の町では、地域ごとに年に二回(7月と10月)、一週間連続夕方19:30から町にbullが放たれ、クレイジーな戦いが繰り広げられているという。
いつもお世話になってるおっちゃんはここの名士らしく、地元へのコントリビュートもあって、エベントに合わせてパーティを開くらしい。放たれる会場へと向かう。


あの・・・なんか既に騒乱状態なんすけど。

メイン会場の広場に到着。

カオス。

安全柵の内側まで下がってお待ち下さい。*1
つか、嘆きの壁はこちらでよろしかったでしょうか?
ひまわりの種のカラとかが沢山飛び散っている桟敷席に上がる。ナッツをかじりながら見物するのが定番らしい。

おっちゃん「はむ、だいじょぶだいじょぶ。死者は二人しかリアルタイムで見たことが無いから」
はむ「・・・え?」

さ、くるぜー。マジでくるぜー。



さ、キター!




うおおお、始まりやがった。というかホントに「うぉぉぉ」という歓声とともに始まる。こえええ。

カオスが更に。実にクレイジーで好きだ。

降りて地上の檻の中*2で観てみると、桟敷席とは臨場感が一味違う。


お約束で、ちょっくらbullの側を駆け抜けてみたが

なるほどあれは恐怖だ。bullに睨まれるだけでションベンちびりそう。はうはうはう、目があったですよ。*3
どうやら、拙いスペイン語で聞きとる限り、夜になると「角に油を塗って火をつけ、更にマッドモードなbull」と格闘するらしいですよ・・・バカバカしい(ほめことば)けれども素敵なエベントだ。

*1:牛が通りぬけないための最後の砦がこの強靭な鉄柵らしいです。

*2:人間様(観客)が、檻の中でbullとヒトとの格闘戦を見るのだ。

*3:ええと、これで怪我したら、会社は労災認定して下さるんでしょうか?