BGM:「NOIR ORIGINAL SOUNDTRACK I / YUKI KAJIURA」(2005, GENEON ENTERTAINMENT USA, 5317-2)
より、Tr.8”ROMANCE”。
米ジェネオンの方で出てる、洋盤「ノワール」サウンドトラック。
この日記で再三お伝えしてるけど、北米マスタリングで、オリジナル盤と明確に音質が違う。日本のオリジナル盤(2001, Victor Entertainment, VICL-60737)との解りやすい違いは、ヌケとレンジ。米盤のほうがずっとワイドレンジなのだが、オリジナルに漂ってた、(多少篭もり気味ながらも)濃ゆい音圧感が無い。
どっちが好きかは好みの問題だと思う。オーディオ的には米盤、ホットに聴くならオリジナル盤かな。少なくとも、生音は圧倒的に生々しくなっている。
Tr.8”romance”はアコーディオンとアコギの掛け合いが、悲壮感溢れる”ロマンス”(サブタイトルは御存じ、#13”地獄の季節”)を奏でる。チェロ独奏なTr.16”sorrow”も、オリジナル盤では平べったい音が嘘のようだ。