まずは国立西洋美術館へ。
西美の案内で「ぐるっとパス」を買う。2000円でミュージアム78カ所に入場・割引が聞く素敵パスだ。
ル・コルビュジェ設計による素敵建築の内部空間をよく味わいつつ、絵画道楽。
わ、西美なめてたわー。欧州から戻ってきて余計そう思うけど、膨大とは言えないまでも、極東の片田舎に古典絵画から19世紀、モダンアートまで妙にいっぱいあるではないか。
#欧州の地方中核都市にある美術館とはタメ張れるレベル。
前身が所謂「松方コレクション」なので、主な見所は印象派以降なんだけど、欧州美術史のオーバービューが出来るアジア唯一の美術館ではなかろうか。
眼福でした。外国人多数いました。
続いて、東京国立博物館。
5年以上ぶりに、東博へ。*1
うん、ここはやっぱり日本・アジア文物・美術を紹介できる、世界に誇れる博物館だと思うよ。
ガイドブック持った西欧な人が多い。フォンセやエスパニョルの老夫婦や家族が結構いるな。あと以前より英語のキャプションも増えて外国人フレンドリーになった。
アジア関連では、中国を中心に西域・メソポタミアから東南アジアまで広くカバー。かなり楽しめる。また来よう。
さらに、国立科学博物館。
科博も久しぶりすぎる。そろそろ頭の容量オーバー気味だけど、気合でゴー。ネオルネッサンス様式の建物がうれしい。
LondonのNatural History MuseumやNYCのAmerican Museum of Natural Historyのような圧倒的な物量はないまでも、これでも世界屈指の科学・自然史博物館である。
入ってみると、西美や東博に比べて英語のキャプションが少なすぎる。もう少し外国人観光客にアピールできる博物館になるといいのになー。
残念ながら日本館は「日本の〜」ばかりで猛烈に退屈だったが、地球館は宇宙から科学・産業史・恐竜・生物多様性までよく網羅されていて楽しかった。岩石・分子生物学・電子は弱いかな。
LE-5と会える!
ゼロ戦とも会える!
スーパーカミオカンデのホトマルとも会える!!
TK-80にもな!
あ、もちろん定番・恐竜の骨格標本ともね。
*1:日記をあさる限り、最後に来たのは白耳義行く前だった。