EDIROL R-09(Roland)は10年ほど前に発売され、民生用レコーディングでハンディPCMレコーダー流行の火付け役となった機種である。
こいつは今聴いてもそこそこに音がいいので、僕はヘッドフォンステレオがわりに使っているのだが、時々発生するのが「ミニスライドスイッチ陥没病」だ。リアのAGCなどの切り替えスイッチが、時々陥没する。スライドスイッチの基板をやんわり固定しているプラスチックの爪が弱ってきて、スイッチが基板ごと本体内側に陥没するのが原因。
#プラモデル的というか、ハメコミ式のちゃちな作りです。
一年1回ぐらい発生するので、また直す。
まず裏面をひっぺがす。これはネジもなにもなく、ツメと両面テープでくっついてるだけ。ベリベリ剥がそう。
裏のネジ3本を外すと、フロントパネルが外れる。
前面の表示・スイッチユニットを外す。
側面のスイッチ・電池ボックスを、ツメに注意しながら外す。簡単なのでどんどんいこうぜ!*1
さらにマイクユニット・AF基板を外すと、件のリアのスライドスイッチ基板が現れる。案の定、固定するツメが弱ってて、ハメコミ直してもすぐ陥没するようだ。
仕方ないので、PTFE板を薄く切って挟み込み、再アセンブル。
*1:言うまでもないけど、自己責任でお願いします。だいじなR-09をヘタにメンテしようとして壊そうとはむは知りません。