駄目社員はむの日記

USO800 certified.

LifeTouch NOTEはなぜ「失敗」したか

やっぱりあまり売れなかったLifeTouch Note。お昼にそんなネタを振られたので、つらつらと考えたり。
思想は凄くいいんだけど、割り切りの悪さかな。残念とまでは言えないが、いろいろと惜しい。


ポメラ級の潔い割り切りが出来なかったこと(=ターゲット層に対して、ハード・ソフトのニーズ絞り込みがうまく行ってなかったこと)、それに尽きると思う。だって、LifeTouchがコンセプトデザインとして最も真剣に考えないといけないのは、iPadポメラに対する差別化じゃなくて、ノートPCとの棲み分けでしょ?*1
ネット接続が単体で出来るキーボードマシンはうれしいけど、別にカメラ要らないし。Androidマシンとしても、ソフトが動いたり動かなかったりというあたりは、かなり残念だ。
#いま1万円台後半で投げ売られているらしいので、文書書き用として使えるなら今が買いかもだけど。

*1:ポメラのように割り切りの良い道具に徹するか、或いはLifeTouchを持っていれば完結してPCレスで出張に出られること。ファイルを読み書き・見せる・渡すがフルに対応できる、といった「VAIO Pならできるけど、LifeTouchにはできない」ことが多すぎる。Androidプラットフォームでとりあえず作っとけ、というハンパなノリを感じるんだ。