想定の斜め上方向を暴走する、イタいSF百合アニメ「シムーン」のサントラですよー。
メインはタンゴとストリングス、あとピアノコンチェルト風とかシンセモノとか。これがそれぞれ耽美だったりホットだったり儚かったりして、なかなか聴かせるのである。
＃映像とセリフが合わさると危うくて毒々しい世界の一部となるのだが、
＃音楽だけで聴いてみるとなんと美しく鮮やかであることか。
Tr.2のピアソラ風タンゴは、どうも音響監督の辻谷耕史氏が「リベルタンゴはどうだろう？」といったためらしい。それにしても佐橋氏がこんなに壮大な交響曲(楽章はそれぞれ短いけどね)を作ったの、初めて聴いたよ(--;
＃そういやGS/GSDも佐橋氏なんだけど、あんまり音楽の印象強くないよね？
音質はビクターだけあって良好で、テストディスクに使えるぐらい。
ただ問題は、「これテストディスクです、○○トラックお願いします」とオーディオショップや試聴会で気楽に取り出せないほど、致命的にジャケットが妖しすぎることにありまして(^^;;;;
・・・えと、「サントラ１」ということは「２」があるんでしょうか？
