駄目社員はむの日記

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日本人におけるぐろーばる化

寝る前に、さっき買ってきた広告批評1998.7・8 218号を読む。
橋本治の「ああでもなくこうでもなく」を読んでると、”88 先月の世界で通用する日本人”で視線が止まった。
「日本で成功し、世界にあこがれて進出したけど失敗して戻ってきた、日本にいる有名人」と「国外で成功し向こうの人になって、日本で忘れ去られた人」の話。

彼や彼女が世界進出に失敗しても構わない。その彼や彼女は、相変わらず日本人として日本にとどまっていて、それを支持する日本人たちの共同幻想を成り立たせてくれている。それこそが重要なのであって、見事に世界進出を果たしてしまって日本人であることにとどまっている多くの日本人たちの共同幻想の糸を断ち切ってしまったら、もうおしまいなのだ。

日本人の抱く半端でチープなグローバル化観を見抜いていた。さすが橋本治氏。
#真にワールドクラスの実力者は、日本人でも日本からいなくなってて普通ってことさ。