や、わすれていませんよ・・・
前回のおさらいですが、ラズパイのUARTとMC218(PSION 5mxクローン)をつなぐと、ログインプロンプトがシリアルで表示された。9600bps、8N1です。
しかし、バックスペースは効かないわ、カーソル動かすと画面ぐしゃぐしゃになるわで、しばらく設定いろいろ試してました。
結論から申し上げますと、ふつうにログインできるようになりました。

HP200LXのターミナルと違って、PSION 5mxは表示キビキビで快適。なにより画面が精細でフォントがきれいなので、ターミナルが読みやすいのである。

バックライト点けたらこのとおり。sudo apt-get updateの呪文をPSIONから初実行する。
PSION側の設定(備忘録)。
基本的にPSIONに新たなソフトを入れずに使う前提で説明するが、ポイントは2つ。
(1) Psion Link Protocol (PLP)を切ること。
メインメニュー画面で、Extras→Kommunikation Link→Ausに設定。
そうしないと、Psion Link ProtocolにCOMポートの制御を奪われ、Commアプリでエラーを起こす。
(2) Commアプリで適切な設定を行う。
- Transfer→Anschluss aktiv(=接続アクティブ)のみチェック。他はチェック外す。
- Extras→Terminal-Emulationを開く。ターミナルエミュレーションをVT100、80文字x24行に設定。これによってようやくカーソルが効いた。
- Extras→Uebersetzungen を開く。None/None/Noneとなっている→真ん中にチェック入れたらバックスペースが効くようになった。
- Einstellungen Kommunikation を開く。Einstellungenで「Anschluss Seriell 0/Baud rate 9600/Datenbits 8/Stoppbits 1/Paritaet Keine,」「Handshake None/None/None/None」にする。
おまけ: Commアプリの設定は忘れずに保存すること。
- Commアプリ:Namen→Namen speichern unterで設定保存をしておいてください。さもなくば、アプリを落としたら設定し直しです。
- Commアプリ:Ansicht→Symbolleiste→Keineにする。PSIONアプリにありがちなごちゃごちゃした情報を表示しないようにし、ターミナル画面を広くとれます。
- メインメニュー:Disk→Disk kopieren。バッテリー上がりに備えて、Disk C(本体メモリ)からDisk D(コンパクトフラッシュ)へとバックアップを取っておく。
いったん終了。
しばらくheadlessなRaspberry Piのシリアル端末として使ってみます。
うーん、今度は悪ノリで、きっと実家のどこかに眠ってる「PSION revo」にも再登場願おうかな?