駄目社員はむの日記

USO800 certified.

今日という日。京の祭りを愉しむ (※古書です) その2。

零時過ぎ。

ホテル予約成功。お高いけどな・・・
とりあえず、無宿にならずに済みそうだ。

朝。

今日は「役立たず」の建国記念日だ。
7時半起床。昨晩いい仕事ができたと思う。とはいえ燃え尽きた。

午前中。

グレープ ありがとうラジオ - NHK

出演:さだまさし 吉田政美 江崎史恵アナウンサー

グレープのありがとうラジオを聴く。

江崎史恵アナのグレープ・マッサんまわりの知識は、明らかに下調べレベルではない。ガチ勢だろう。

昼。

昨夕までの久々なたっぷりの雨を終えて、まずまずの晴れ。
立春を過ぎて、寒さはピークアウトした感がある。
春が待ち望む道民のDNAのせいかどうか、二月半ばの寒さの和らぎには、ただ素直に喜べてしまう。

午後。


関大までだいぶ歩き、学生街の元気な空気を少し味わってから、関大前駅で阪急乗車。
淡路で乗り換え。事故か何かで遅れている。

烏丸駅下車。

今日は京都な気分なのである。

21番出口を出ると烏丸通り。いわゆる「四条烏丸」と呼ばれる地域のそばだ。北上する。
クロスする通りごとに名前がついているのは、分かっていても不思議な感覚。なんだかヨーロピアーンな感じで好きだ。
京都国際マンガミュージアム、まだ行ったことないなぁ。また今度。

今日の第一目的は、古本市。


京都古書会館に到着。

今日の目的は何より、昨日から開催されている古本まつりである。
ご参考:第9回 古書会館de古本まつり – [公式]京都古書研究会

古書会館の3Fまで登ると狭くてディープな空間。



京都・文化・歴史・宗教・芸術・建築にやたら来い品々が並ぶ。
秋の古本まつりとかに比べれば規模は小さく、決して広くない空間だが、書籍の偏りと詰めかける老若男女の濃さはすさまじい。熱量がおかしい。なんだこのビブリオファイルどもは!


30分ほど滞在し、一通り書棚を全部見回り、空気にあてられつつ、結局何も買わずに出てくる。
古本市、買わざるもまた遊びかな、である。

もう少し北上すれば、「国民公園京都御苑だ。


国費で運営されているスペシャルな公園、それもそのはず、京都御所のあるところである。

もちろん壁に囲まれた「京都御所」こそが中心だが、苑内には主要な宮家・貴族たちの旧邸跡が点在している。

閑院宮邸跡収納展示館は必見。


御所・御苑の歴史・自然がわかりやすく解説されている。無料。

平安大フィーチャー&トウシロ向けだが、それなりに見るものがある。

苑内を歩く。


松に梅に桜。いつ来ても美しい、日本の誇る庭園なのである。

今はちょうど白梅・紅梅が見ごろ。

蛤御門に達する。


日本近代間際に発生した血生臭い事件(禁門の変)の現場である。

蛤御門という名前は、日ごろ開かずの扉だったこの門が大火の時だけ開き、「火で開くから蛤」にひっかけて蛤御門だったらしい。

うーん、京都御所、行っとく?



京都御所の入場。いい時間に来た。ぐるり一周しよう。




紫宸殿。左近の桜、右近の橘、そのままに実在していた。




その裏に、清涼殿。そのフレーズだけで平安&王朝文学ワールドっすなぁ。雅だ。


小御所、御学問所、御池庭と順路で満喫。

眼福であった。

「腹減った」を「観たい!」がはるかに凌駕した。
16時閉門で追い出された。冬は1520には入場が必要だという。メモメモ。
北辺まで、ぐるり一周。迎賓館・大宮御所・仙洞御所は壁に沿って歩くのみでおしまい。

京都御苑を後に、寺町通を歩く。



西国第19番札所「行願寺」をたまたま通り過ぎる。京都には西国三十三所のうち11か所もあるのである。ずるい。
せっかくだから入っとく。

風情ある通りを過ぎると、にぎやかな出俗っぽい地域になっていく。

仏教系古本屋とか、京都らしい店もあるけどね?






本能寺はその中でもゴークレイジーの最右翼である。圧倒的な俗っぽさを誇る。



京極の地域まで来た。もう河原町はすぐだ。

1640京都河原町駅出発。

半日京都遊びしました。
空腹と昨日の疲れでコンディション低下しそうなのでさっさと帰ろ。

19時過ぎ帰宅。

ちょっと体調が落ち気味。今日はビタミン多めに飲んで早めに寝よう。
仕事に穴をあけないよう、心身のバランスが崩れた時に速やかに対処するのが、プロ駄目社員ってもんだ。

寝る前。

青春アドベンチャー「マクロプロスの処方箋」を聞く。