駄目社員はむの日記

USO800 certified.

今日という日。

朝。

早く起きられる気がしなかった。
9時起床。曇天。雨にはなるまい。

11時自宅発。

曇天。文化しに、歩きに出よう。

千里山を歩く。

関西大付近から千里丘陵を登る。分厚い雲に切間。

丘陵を踏み歩く。

今日は「みんぱく」を目指すことにした。片道9-10kmぐらいかな。


千里山には旧家が時々見られる。住宅地と元里山な風景が同居しているのが興味深い。突然旧街道っぽい道に迷い込む。



曇天で気温が高く快適だ。

近くの店が謎に張り合っている(違



おお、観覧車キター!

1230万博記念公園付近着。


EXPOCITY、か。僕にはあまり関わりなさそうだ。

さらに公園内を歩く。

13時民博着。



入場ルートも変わってたけど、ゲートで観覧料を支払うように変更されてたのか・・・

今日は、国立民族学博物館(みんぱく)を楽しみに来た。


北大阪地域で最も面白い、いや、関西でも屈指の面白さを誇る博物館である。580円を支払い入場。

今日は実は、「西アフリカの昔話」もお目当てだった。


13時半より、カメルーンの昔話を聞く会に参加。
兎年だけにウサギセレクションを中心に、濃ゆい寓話が多かった。アフリカンドラム=ジャンベの演奏もあり、盛りだくさん。

ワールドワイド、もうなんでもありよ?

その後は、展示をじっくり堪能することにする。
展示室(2F)はABCブロックに分かれており、Aがヨーロッパ・アメリカ・オセアニア・アフリカ・西アジア、Bは南アジア・東南アジア+言語・音楽・企画展示、Cが日本・朝鮮半島・中国・中央/北アジアアイヌだ。この大枠は変わらない。
でもちょくちょく展示物の入れ替えがあるので、大物以外は、記憶にない展示物がいっぱいある。









さすが民博。圧倒的な物量と濃さで攻め、ethnologyの面白さを余すところなくおしえてくれる。*1
実に眼福であった。3時間もここで過ごしてしまったよ。なんで長期間、こんなにも楽しいところから足が遠のいていたのか。そしてこれほどぜいたくな580円の使い方を、僕は他に知らない。

また来るぜ?

役に立たない。けどいいじゃないか。

民族学ってぇのはぶっちゃけ一銭の得にもならねえどうでもいい文物の知識だ。ただし「人々がそれぞれの地域で生きていた確かな証」に関する知の膨大な積み上げだと思う。日本や他国のある種の切り口の歴史書を作ったり、検証している、おせっかいだけどすてきなお仕事。
そして日本最高にして世界屈指の民族学研究機関が、その研究活動の一端を格安で見せてくれる。ここは、「わかったことが、いつ、どう役に立つんだよ!」ばかりを学問に求めるヤボヤボな連中に、面白さを教えてやるのに最高の場所でもある。

帰り。

民博から、関大方面へ歩く。日没との闘い。

  • なのに、千里山田の伊射奈岐神社に参拝(バカ)。

  • さらに、思わずブックオフに寄ってしまう(アホ)。すると、Python本などが220円落ちしていた。なんという僥倖。

18時帰宅。

日没コールドに間に合わず。
文化を楽しめました。
ほんと、なんで僕は民博にしばらく来なかったのだろう。軽ウォークもかねて、もっと頻繁に来るわ。

*1:これほんとに現地から買い上げちゃってよかったの?というような収集品まであるのはありがちだが。