駄目社員はむの日記

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韓人(からびと)来たりて - 朝鮮人街道 (4)

更に更に県道2号を歩いていくと、近江八幡市だ。


やべー近江商人博物館、超気になる・・・



更に市境をまたぐ。ここから近江八幡。あるいは旧安土町かな。
暑さも限界突破で、苦しい。そして水が足りなくなってきた。
野菜ジュース900ml + 水筒1500ml(と、さっきコンビニでコカコーラゼロ500mlも!)で足りないとはこれ如何に(夏ウォークあるある)。

どうにか、特別史跡安土城跡着。





国の特別史跡であるが、外観は「夢の跡」感を漂わせている。

よっしゃ、今日はこれぐらいにしといたるわ!(これぐらいでかんべんしてください)。


ここで入場におカネを払うのは別にかまわんのだけど、石段を登る体力はもう残っていないや。
城址だけ観て、かえることにした。次来た時の楽しみにとっておくよ。



JR安土駅まで歩いて、本日の街道ウォーク強制終了。

クーラーのきいた駅の待合室で、駅のそばで買ってきた水をがぶ飲みしながら涼む。

まとめ:一般道化した旧街道歩きあるある、多数。

  • 近江八幡駅をとりあえずのゴール(あわよくばその先も)と思っていたが、志半ば、暑さにバテてギブアップ。まさかの安土城エンドとなった。夏じゃなきゃ余裕でいけたぞ(まけおしみ)
  • 彦根の中規模都市としての充実っぷりはなかなか好ましい感じだった。新しい街と古い町の程よいミックス。必要な街のリソースが整っている印象を受けた。


  • 道歩きとしては、滋賀県道2号線やJR東海道線にほぼ塗りつぶされていて、残念ながら旧街道ウォーク気分はいまいち。近世において有用な幹線道路だったから、明治に入ってそのまま近代の道に魔改造されちゃったのだろう。これもまた、旧街道あるあるだ。
    • 実際歩いてみると、ルートの半分ぐらいは、歩道なき車道路肩歩き。車を気にしながらのウォーキングだった。ほぼコンクリ歩きなので、それなりに足にダメージがある。
    • 旧街道を用いた「観光アピール」はほぼ皆無。道中、道標もほとんどない。確かに幹線道路歩きだから地味かもだけど、うまくアピールできなくもないんじゃないかい?




いや、それじゃわからんて。

  • 近世(16c)に生活道路をブチ抜いてムリクリ作った街道だけあって、成立から500年もたたない。古刹がないのがちょっとさびしいコースだ。街道歩きは見どころとセットだと楽しいが、ここはそうでもないか。

安土・彦根城跡のために訪れる価値ある地域だと思う。そういう観点でまた、涼しくなったら来たい。ただし、その間の旧道歩きとしての魅力はイマイチかも(いや、酷暑すぎて見逃し多数かも)。