高天寺(たかまでら)橋本院。*1
昨年も同じことを感じた気もするが、ここ来ると、「一年分の桜」をたらふく堪能することができる。
境内を飾る桜花ももちろんきれいだが、とくにここは中庭・裏庭のエドヒガンコレクションが素晴らしすぎる。
ちなみにここも真言宗だ。転法輪寺もそうだった。真言宗、葛城周辺に多いのか?
ちなみに弘法大師さまの表札も出ている。弘ちゃん、割と近所に住んでたとはつゆ知らず(誤解)
高野山真言宗 高天寺橋本院 - 高天寺 橋本院
15時半、高鴨神社到着。
リアル紆余曲折があったが、最終目的地は無事高鴨神社となった。
読みは「たかかもじんじゃ」だ。「かも」は濁らない。以前にも書いたかもしれないが、○○カモ神社の大元締めである。
こちらも桜尽くしの境内である。
春は桜、秋は紅葉、いやそんなのない時期、青葉でもとても美しいと、年中素敵ングー!なお社である。
ご参考:【公式】高鴨神社|鴨一族発祥の地 – 日本最古 全国鴨社元宮
いや、もう堪能しましたですよ。
高鴨神社から更に下る。
国道24号線(下街道)を一瞬またぐ。
ここからだと、JR北宇智駅と近鉄薬水駅どちらも3kmぐらいと微妙な距離にある。24号線を南に下れば北宇智駅、さらに東に進めば薬水駅だ。
今日は東へ歩みを進め、近鉄薬水駅でゴール。
まとめ:想定外ばかりだったが、実りも多かった。
今日はいろいろアンラッキーと想定外が重なったが、面白かった。
- 結果オーライ、紆余曲折。とはいえ、期せずして低山を二峰(大和葛城山・金剛山)登り下りできたし、山深い高天道を通って高天の滝で古道に復帰、という割とドラマチックなルートも通れた。桜の名所も何とか楽しめた。足ボロボロだけどな。
- ダイトレことダイヤモンドトレール*2は、ともにさすがに人気の低山、ともかくトレラン・トレッキング人々と多数すれ違った。
あんたらなんでこんなシーズンに桜見に行かずに山登っとるんや・・・
- 葛城古道はやはり、古道歩きのすばらしさを凝縮したような、愛すべき道だ。今回、古道沿いの桜の名所は大体行けた。「九品寺」も行きたかったけれど、下山後古道を盛大に逆戻りする気力はもう残っていなかった。また来年な。
- 今回改めて、僕には「山歩きより街道・古道歩きが向いている」と確信した。僕の場合、歩き始めると「ただただしんどい時間」→「心身が覚醒する時間」を経て、登山の場合にのみ「歩くのに飽きる時間」が訪れるらしい。向いていないってことなのだろうよ。
- いよいよ、発汗がひどいシーズンになってきた。もうコートが要らない代わりに、タオルは必須だし、水ももう1L増やしておいた方がよさそうだ。
教訓:低山であっても、ちゃんと計画しましょう。あと、そろそろ夏装備な?
ダイヤモンドだね。
*1:予定が狂って第何チェックポイントかもうわからないけど
*2:でも、当面いかなくてもいいなぁ。僕はトレランやらんし。御参考:大阪府/ダイヤモンドトレール情報