駄目社員はむの日記

USO800 certified.

TS-440Sとの邂逅を果たす (1) また、入手しちまった。

はじめに:TS-440Sを入手してしまった。

ケンウッド(現JVCケンウッド)のTS-440S(以下440)は80年代のアナログHF機。この日記にも時々登場している小型機だ。
買って直しては誰かに進呈するを繰り返し、白耳義駐在時代もずいぶん使ったが、なぜか自分の手元で稼働しているのは一台もない。
最近お安く440をお譲りいただく機会があったので、久しぶりにいじってみたいと思う。

到着した個体を確認。



気付いた状況・症状は以下の通り。

  • 30年物ながら外観は結構キレイで、だいたい動作する。PLLアンロックなどはない。
  • 周波数も大体あってるけど要調整。あとIF SHIFTのセンターもちょいずれ。
  • 外部スピーカーで音が歪みがち。電解コンデンサ劣化をにおわせる。
  • おかしな改造はほとんど見当たらない。
  • 電源ケーブルはオリジナルが付属。オプションフィルター増設はなし。マイクはないな。
  • 2002年にケンウッドでメンテした履歴のシールが貼られている。

HF送受信はまずまずできていることは確認。もしかしてメンテのしどころはあまりないではないか?