せっかくシャックに行っても、風雨で無線どころではない日もある。
- うちのシャック環境は電波の飛びはそんなに悪くないが、風が強まるとクランクアップタワーをクランクランクダウンして試合終了となる。
- その状況では鉄塔も低く、アンテナを回してもDXまでは飛んでいかない上に、ローバンド用のワイヤーアンテナも一緒に降ろされてしまうので、ほとんど何もできなくなる。
そこで、せめて風が強い夜でも完全に店じまいにならぬよう、少しは遊べるアンテナを設置することにした。
要求特性。
- 鉄塔がクランクダウンの状態で使えること。できればアップ・ダウンにかかわらず使えること。
- 日没後に運用できるバンドで、そこそこ実用的なこと(国内向けで十分)。
- 風雨にはそこそこに耐えられること*1
- 既設置アンテナの邪魔にはならず、取り外しやメンテナンスが容易なこと。
- マルチバンドに出られなくていい。単バンドの同調型。BCLやSWLにも使えるとなおよし。
- アンテナチューナーで誤魔化さない。なるべくローディングコイルも入れない。
- インターフェアは軽く対策。
一年を通して、夜QSOできそうなのは必然的にローバンド、もっというと3.5MHz/1.8MHzとなる。
実用性を考えると同調したアンテナが欲しい。パワーを入れるつもりはなく、耐入力100W程度でいい。
鉄塔をクランクダウンすると、塔の高さはたった7mだ。そこから何を張ればよいだろう。
そういえば「雨のちスペシャル」という素敵な曲がありましたな。好きだったぜ、國府田マリ子さま。
*1:防水はしっかり。ある程度以上の風に対してはさっさと降伏して、鉄塔に迷惑をかけず、吹っ飛んでくれること