駄目社員はむの日記

USO800 certified.

久しぶりのクラフトオーディオ・続き。

一晩おいて、見直す。

基板にパーツが実装されたアンプだが、通電の前に、ハンダ面の温め直しをしつつチェック。
案の定、ハンダが盛られていない個所が複数。ああ・・・大体実装にはミスがある。
できたてでメンタルにヒートアップしてる時にいきなり通電してもろくなことはない。
#火入れする前に、一晩クールダウンした方がいいのだ。



ヒートシンクに絶縁シートを介して固定。さあ、いってみようか。

通電。そしてミス発覚

まあ大丈夫かなと思い、通電。
れ・・・DCが漏れまくる。VR1で補正しきれないレベル。それも両チャンネルともに。
これは明らかに実装ミスか何か。


自宅に残る電流帰還アンプの残骸リファレンス機を見て確認した。こういうときに便利だな。
案の定、2SC1815/2SA1015があべこべに挿さっているところがあった。もちろん両チャンネル。

取り替えた。デバイスがぶっ飛ばなくてよかった。

再通電!

  • 交換して、再通電。異常加熱等、ナシ。
  • VR1で問題なくDC漏れをカットできた。
  • VR2でバイアスをかける。セメント抵抗の両端10mV = バイアス電流50mAをかける。


片チャンネルごとに電源を入れては、VR1/2の調整を繰り返し、両チャンネルともready。

ステレオで音出し。あっけなく終わる。

とりあえず、BOSE 101MMなら飛ばしても痛くないか。

スッキリ&ハイスピードで虚飾ない電流帰還アンプの音の波に飲まれる。

もうすこしバイアス電流増やしてもいいかもだけど、まずは初期エージングよね。
このままではドンシャリハイスピード。どこまで中低域が落ち付くかな。
ニアフィールドリスニングは、愉し。