NB-DT51というコンパクトオーブン
「高機能トースター」なるもの存在は知っていたし、以前から気になっていた。
それも特にパナソニックのNB-DT51という型番。もっと言うとその先代のNB-DT50の時からだ。
パナソニック殿によると、そもそもこいつは「トースター」という製品名ではないという。
「コンパクトオーブン」を自称している。え?意識高いなコノヤロー!(しまった、早速ケチつけちまった)
Compact Oven Delicious Recipe(デリシャスレシピ) | トースター | Panasonic
トーストからあたため、簡単料理までこれ1台。コンパクトオーブンNB-DT51【パナソニック公式】- YouTube
ネットの評判はというと、不気味な程に高い。
「遠赤外と近赤外をまとめて照射する云々でトーストがうまい」「ほかのレシピもスゲー」・・・などとネット上は絶賛だらけ。
ここまで賛辞ばかりだと胡散臭い。
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あ?提灯記事だろー釣りだろー。僕はステマになんかだまされん、だまされんぞう!!
でも先日、とうとう自分の興味を抑えきれず、ぽちってみた。
この秋に後継機が出て型落ちなので安かったのだ。心理的障壁が低くなってた。
実物が届いたら、普通のトースターより二回り以上筐体が大きい上に重量ずっしりなことに、恐れおののいた。げ。
使ってみると、こいつは確かに、単なる「ボタンいっぱいで外連味あるマルチファンクショントースター」ではなかった。
僕はあっさり、アンコンディショナルサレンダーを受け入れた。
- 電熱線で表面から内部に向かって単純に焦がして行くトースターとは、一線を画している。
- トースターを単純に高機能化したのではなく、付加価値を高め、トースターとは別カテゴリーのミニオーブンとして再定義したとも言える。電子レンジやガスレンジとも違うポジショニングである。
- その後、パン以外のものも温めてみているが、適度な焼き加減と内部温度、水分のバランスが上手く制御できていることが多い。
- 何を調理してもそうなのだが、表面には軽い焦げ目をつけながら内部は電子レンジで熱したようなホクホク感を残す。近赤と遠赤とのバランスを絶妙に制御してる結果なのだろう。
- 電子レンジ調理した際によく起こる、「ぐちゅっとふやけた食感」が大嫌いな僕には、嬉しくて仕方ない。
完全に降伏したことが、実に悔しい。けれど、思わず実家宛にも1台発注してしまった。
ファーストインプレッション
極めて危険。トースト食いすぎ注意。
さらに再加熱をいろいろ試してみたくて、うずうずしている。