駄目社員はむの日記

USO800 certified.

Panasonic RF-ND100ってカードラジオ

関ハム会場にて、先日ご紹介したNSB専用ラジオと「2個まとめて500円!」で譲っていただいたパナの名刺サイズラジオ。
単4 eneloopを装備させ、最近通勤中やたらと活用されている。実に価値ある250円だった。



型番はRF-ND100。
ご参考:2バンド薄型ラジオ RF-ND100 商品概要 | オーディオ | Panasonic

使ってみて。

  • 単4電池*2駆動。乾電池が指定されているが、eneloopで問題なかったので、たぶん低電圧動作OK。
  • AM/FMラジオで、時計も内蔵。PLLチューニングでAM/FM+アナログ時代のV-Low帯テレビ(1~3ch)が受かる。
  • シンプルにして、操作性おおむね良好。エリア指定すれば、AM/FM/V-Lowのプリセットが呼びだせる。ジョグダイヤルでのチューニングも悪くない。
  • 感度は高い方とは言えないが、実用上問題ない。選択度はお世辞にも良くなく、9kHz隣同士の周波数でかぶりが発生する。小型ラジオだからしゃーない。

オマケ。FM補完放送も聞けちゃうぞ。

なおこのラジオ、隠し機能というほどではないが、マニュアルにある通り「海外受信用」にAMの9kHz/10kHzステップ切り替えが付いている。

  • 電源を入れた状態で、リアにある「時計合せ」ボタンを長押しするとメニューが現れ、J(日本)/9(海外9kHz)/10(同10kHz)を切り替えることができる。
    • ま、こいつを実際海外持ってってBCLに使った人は、相当少ないだろう。
    • なんつーかパナさん、生真面目な機能だなぁ。だってこんなドメスティック特化なラジオ、ユーザー層も極度にドメスティックだろうよ。*1
  • ちなみに、もしかしてと思ってやってみたんだが、その「J/9/10」を「9/10いずれか」に切り替えると、AM帯でのステップ変更と同時に、FM帯では10kHzステップでワイドFM(90.0~108.0MHz)が受信できた。
    • 確かに「海外ではワイドFM」だが、現代日本ではこのままFM補完放送が聞けちゃうのだ。

ご参考:総務省|放送政策の推進|ワイドFM|全国民放FM局・ワイドFM局一覧

*1:そもそもこの手のラジオは、一流ビジネスパーソンの持ちものじゃない。電車通勤のしがないサラリーマン(=オッサン)が装着するものであって、もっと言うと、「ワイシャツの胸ポケット」か「スーツの内ポケット」以外には存在を許されないだろう?