駄目社員はむの日記

USO800 certified.

3.5MHzアンテナ比較:インバーテッドV vs. スローパー

昨夕国内でQSOしたり、あと夜ARRL DXでCQを出したり。

  • ARRL DXでの感触:インバーテッドVは送信アンテナとしては、なんとかWまでは飛んで行っててCQに応答してくれることが分かった。グレイラインゾーンの時間帯では中西部まで呼ばれた。「DXに実用的!」というほどはなかろうが、少なくともそこそこ使えそうだ。MN(ミネソタ)やKS(カンザス)と打たれた時は血が騒いだよ。
  • 国内での感触:両アンテナを比較しながら送受信。他局に聞いてもらったら、インバーテッドVのほうがS1ぐらいいいそうだ。受信性能上、入感する信号強度はほぼ同等だが、スローパーは何かにつけノイジーでうるさい。



結論:インバーテッドVは明らかに性能が上だけど、ケーブルの引き回しを考えると常設しにくいところ。
もう一週間ぐらい比較し、そんなに大きなメリットがなければ、スローパーだけ残して撤去しよう。

いずれにしろ、戦力不足は否めない。

僕の中では80m/75mはメインバンドの扱いではないため、本気のアンテナを常設する気はない。
#少なくとも、定番のCD78をタワートップに上げるつもりはない。
しかし、inverted Vでもそこそこに飛ぶところをみると、もーちょい工夫することで多少の戦力増強ができるかもしれない。
稲葉山においては、受信はビバレージに任せることにして、送信アンテナは多少ノイジーな垂直系でもいいから飛びそうなのを考えよう。

たかがS1、されどS1。

S1(3dB)の違いって、国内でバリバリS9++で入感しているときには意味はほとんどないけど、S0-2辺りでノイズに埋もれそうなとき、Sがワンユニット変わると了解度が激変する。
このバンドはアンテナでゲインを稼ぐのが難しい訳で、同じEIRPを得るための利得は出力で稼ぐことになり、結局パワー勝負になっちゃうんだろうねぇ。