そのまえに、検証検証。

先週張った「75m VPDL」と常設の「80m スローパー」で聞き比べ。
折しも、ちょうどいいことにWW DX CWである。3.5MHzの下のほうで聞きまわってみる。
巨大なVPDLは信号を拾い出してくれたりしないだろうか。

すると・・・案外変わらなかった。

• 3.5MHzで聴こえるW/VKあたりのDXは、スローパーよりもS1-2ぐらいVPDLが良い時がある程度で、大差なかった。
  • スローパーには聞こえない信号が聞こえちゃう☆などというスペシャルな事象は発生しなかった。飛びはわからんけど、少なくともこのシャックにおいてスローパーとVPDLの受信は、同程度とみていい。
• ちなみに、3.8MHzのVPDLで7MHzの国内QSOを聞いても、7MHz用VPDL同様に特定エリアのスキップが見られた。低打ち上げ角は変わらないらしい。

だとすると、こんな大掛かりで取り回しが不便なアンテナは

コンテスト時限定で張るほうがいいなぁ。
「クランクアップタワーの上げ下ろしの邪魔になり気を使う」という不便さを、定常的に背負い込んでも余りあるほどの劇的なメリット・魅力は提供しないようだ。