駄目社員はむの日記

USO800 certified.

午後。

見ていられなくなったのか、ついに親方が御自らスコップとハツリをふるう。

そして我々"観客"は、神業を見る。

親方は若い衆に心構えと技術をセオリーだてて説明しつつ、笑いも取りつつ、みるみるうちに1x1x1.6mの穴ができてしまった。
土の心が読めるかのようだ。スコップの入れ所がわかっている。
やはり伝説の穴掘り師は、匠であった。


建築物は、人が作る。建築は極めて属人的な仕事なのだ。