駄目社員はむの日記

USO800 certified.

(こちらこそ) 「30年間 ありがとうございました。」

午前2時過ぎ。月間「広告批評」最終号を読み終える。
自分が15年来継続的に読んできた数少ない雑誌だっただけに、廃刊はさびしい。
絶妙の切り口と距離感で、広告はもちろん、人・文化・芸能・文壇・芸術・サブカル・政治・歴史・戦争・世界情勢などとトコトン向き合う。「広告批評」以外では読めない特集記事から、多くを学ばせて頂いた。自分とさまざまな文化との接点の発端が、「広告批評」と「ユリイカ」にあったと言っても過言ではない。
出会ってから最初の3年は特に、貪るように読んでいた。


僕が十代の後半、もしもこの雑誌と出会っていなかったなら、僕は今の僕と同じ言動をするようになっていただろうか。
いくら感謝してもし足りない。