駄目社員はむの日記

USO800 certified.

さ、コンテストに参ります。

いい天気。実はかなり体調悪い。
しかし、今日はIARU World Championshipなのだ。ベルギーのハムとして戦わない訳には行かない。
車を飛ばし、昨年と同じくUBA会長ご夫妻の別邸へ。
1時間でいけると踏んで10時半に出たが、着いたら12時過ぎ。見事に渋滞にはまりました。もっと早く出るべきでした。


着く寸前、昨年とは比べ物にならないほど高くそびえ立つ新タワーを車窓に拝むことになる。よく建てたなー。
ON7TK Claude, ON7LX Carineご夫妻にお出迎えいただく。

今年もまずは、アンテナ作り。

今年のOP0HQ、ON7TK, Claude会長宅からは20m SSBと80m CWの担当。

  • 20m SSBはIC-7400に1kWリニア、アンテナは前回より地上高の高いTH6DXX。
  • 80m CWはFT-1000MPに2kWリニア(!)、アンテナはバーチカルとインバーテッドV。

ということで、インバーテッドVはタワーから張ろうじゃないか*1ということになり、ON7EQ Jean-Jacquesらとともに、「ええとλ/4で短縮率3%みといて20.5mだから・・・」てなノリではじめる。今年もゆるい。



どうにかアンテナを張り終え、適宜invとバーチカルを切り替えながら使うことにする。

それにしても

このタワー、ローテーターもコントローラーも自作っすよ・・・すげー。
#ベルギーのハムはタフだなぁ。




あと同軸がプロ用の直径3cm近くある銅の塊のような代物なのは、いったい・・・
GSM基地局用の捨てられたものをもらってきてるとか何とか。

*1:1.8MのインバーテッドVぐらいなら張れそうな勢いの敷地です。

昼飯。そして14時からコンテスト開始。

軽く昼食を摂ったら、すぐコンテストなのである。
とはいうものの、20m SSBは若手のオペレーションがなかなか鮮やかなので、余裕こいて・・・

え?20m SSB出る前に80m CW出ろと?(汗

はい、ということでFT-1000MPの前に座る。

昼間の三半とはいえ、実は近場がそこそこに聞こえていてQSOが成立する。
ただ、CQを連発するHQ局同士がナンバー交換を終えると、CQマシンに任せて暇そうにしている始末。
あれ、1000MPって案外混変調に弱いのか?もっといい印象があったんだけど。操作性は凄く好きなんですが、なんかうちのIC-760の方が聞き易い気がするんです。

ぬこを従えて運用。ヘッドフォンはATH-SX1、キーボードはHHK Lite2を持ち込んでます*1

CQ誌をぬこに見せたら避けられたorz

*1:キーボード配列が違う(Dutchの変則っぷりはすごいです)ので、僕のときだけ切り替えて使うためです・・・

18時から、20m SSBは僕の番。

OP時間は4時間。20m SSBのオペは、やはりコンテストの花形である。
途中、バーベキューの時間をはさみつつ、EU, Wを中心に中南米・アフリカ・中東・アジアと呼ばれまくる。
昨年の微妙なコンディションの21MHzとは比べ物にならない。それにしても、地上高が増したおかげか、F/Bがよくなっていて、北米(北西〜西ビーム)、南米(西〜南西)に振るとEU(北東〜南東)がスーッと弱くなっていく。

そうそう、JAにも数局呼ばれました。

夜中のロングパスが開けたみたい。こっちからだと南西に振ると良いらしい。でもあんまりJAとのパスは気持ちよく開かなかったかな。お相手もビッグアンテナの局ばっかりだったし。

  • 8N8HQに呼ばれたので、「えいとのべんばーえいとほてるくいーん、こんにちわー、こちらから・・・」と日本語で返したらびびられました(汗*1
  • ともかくEUと北米のパイルで2〜3局/分でランニング。きもちいっすね。こういうときだけ、昔のコンテスター魂が復活します。
  • そりゃ、EUと北南米でマルチを稼ぎまくれるんだから、JARLのHQに勝ち目がないのは仕方ないよなぁ。
  • 主要コンテストの20mを聞くということは、ほとんど混変調特性をテストしているのに等しい。IC-7400はまずまずよくできたリグだとは思うけど、混変調に弱い気がするなぁ。

*1:JA8CDTさんのグループでやっていたのですね。

あっという間に時間は過ぎ

22時過ぎ、僕の持ち時間終了。
明日がヒマなら朝までやってもよかったのですが、仕方がないので、一休みしてから撤退。
22時半に現地を後にして、零時寸前帰宅。
OP0HQのみなさん、お疲れ様です。先に帰ってきてすみません。