駄目社員はむの日記

USO800 certified.

リニア修理PJ

久しぶりの管式リニアアンプ整備。電源まわりを改善する。

このリニアは、その後実戦化間際まで行って結局足踏み状態だったりする。 ご参考:リニア修理PJ カテゴリーの記事一覧 - 駄目社員はむの日記 ちゃんと増幅動作はするのだが、何しろこまったことに、電源投入時によくヒューズが飛ぶ。 定格15A/125Vの30mmヒュ…

ちょい手直し。

お約束のメーター保護回路を追加。整流ダイオードをクロスさせてメーター間を渡す。これで振り切れて飛ぶことはないだろう。 固定用のインチネジの手持ちがなくて、先日アキバいってきたときに買ってきましたですよ。 ジャンクから始まったこのリニア。 最近…

ヒューズが飛ぶ。(2)

そういえば最近こいつに挿している125V15A 30mm長のヒューズは、つい最近某所で見つけまとめ買いしてきたものだ。 指定された値なのだが、このリニアに使うにはギリギリの定格であると僕は知っている。 加えて、そのヒューズはいかにもノーブランドでうさん…

ヒューズが飛ぶ。

リニアの電源を投入したらいきなりヒューズが飛ぶ。うげ。 そして、ヒューズを入れ直し、しばらくクールダウンしてもまた、ヒューズが飛ぶ。 整流ダイオードがおかしくなってないか? 調べたら一つビンゴ。整流ダイオードってショートモードで壊れることもあ…

少し美観も、というか手触りも。

各ツマミがヌルヌルするのは気になっていた。 そりゃ20年以上前の個体が外に置かれてたにしろ何にしろ、油汚れなどでべたべたになるのだ。 中性洗剤+水に6時間どぶ漬け後、風乾。 更にあちこちハンダを乗せなおす。 ばらし過ぎかも知れない。触らぬ神に祟り…

他のバンドでもチューンが取れるかを確認。

リニアいじり続き。 まずはALCケーブルを作成。 リグとリニアの間をALCケーブルでつなぐ。 エキサイター(無線機)側で出力制限できるとはいえ、過剰なドライブ電力でリニアを壊したくはないので、ALCを設定する。 7MHzで500W以上出ないように設定。 続いて他…

いよいよ負荷をかけてみる。

前回までのおさらい。 まずは電解コンデンサほかを交換。 球を外して電源投入成功 3-500zを挿入。プレートキャップを外して電源投入に成功。しばらく(計12hr以上)フィラメントのみに通電しゲッター(=真空度を上げる)。 プレート電圧をかけたところ、フラッ…

プレートキャップを着けて再起動

再びプレート電圧をかけてみる。 祈る気持ちで電源再投入。 今度はフューズが飛ぶことなく再起動した。 ヒューズの定格がインラッシュカレントに対してギリギリなのかなー。 #電解コン交換した際、容量ちょっと大きくしてるしな。 さらにリニアを送信状態に…

一応確認。

零時過ぎ。 ヒューズが飛んだリニアにつき、プレートキャップを外して電源再投入。 とりあえずフィラメントだけであれば問題なく投入できた。 その前に、チキンな僕は全ての整流ダイオードが生きていることを半導体チェッカーで確認しておいた。

アンプにもういっちょ電源を入れる。

途端にフューズがブロー。プレート電圧が一瞬あがってすぐ落ちた。 うわ。嫌な予感しかしない。 原因究明はまたあした。 ともかくは3-500Zのフラッシュオーバーでないことを祈るばかり。煙が上がってないから酷い状況ではないと思いたい。 原因として想定さ…

プレート電圧、印加!

フィラメントを4時間ほどさらに通電。 そして祈る気持ちで、プレートキャップを取り付け電源オン。一発でEp 3400vをかける。 とりあえず、光のページェント(flashover)にはならずに済んだ。 っしゃー!手術のヤマを越えました。数時間この状態でさらに通電し…

先日入荷したリニアアンプ。

故あって、古いが保存状態がよさげなリニア(ただし20年ぐらい電源いれていない)をお譲り頂いた。 ひとまず球(Eimacのオリジナル3-500z)を外して様子を見ると、あちこちハンダクラックが入っていたり実に危うい。 電源部を中心に、クラックが明らかな箇所はハ…